プロフィール
歌島 淳 Utashima Atsushi
1985年生まれ。広島県出身、茨城県育ち。整形外科医。
スポーツと医療を繋ぐ為、医学部を志すも叶わず。早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科に入学し、スポーツについて学び、改めて医療への熱意が再燃し、弘前大学医学部に学資編入。2015年3月に同学部を卒業、同年4月に筑波メディカルセンター病院で研修医を開始する。その2年後、慶應義塾大学整形外科科学教室に入局。同年、慶應義塾大学付属病院での勤務を開始し、伊勢原協同病院や稲城市立病院など、2025年10月現在に至るまでに「嘘のない医療を目指して」をモットーにこれまで7つの病院で整形外科の医師として従事してきた。

経歴
- 2015年 3月 弘前大学医学部医学科卒業
 - 2015年 4月 筑波メディカルセンター病院で研修医開始
 - 2017年 4月 慶應義塾大学整形外科学教室入局、同年 慶應義塾大学附属病院勤務
 - 2017年10月 伊勢原協同病院勤務
 - 2018年10月 稲城市立病院勤務
 - 2019年10月 川崎市立井田病院勤務
 - 2020年10月 川崎市立川崎病院勤務
 - 2022年 4月 慶應義塾大学附属病院勤務
 - 2022年10月 平塚市民病院勤務
 - 2025年 4月 浜田病院(東京都千代田区)、長岡京病院(京都府長岡京市)勤務
 
メッセージ
医学では上肢と呼ばれる肩、肘、手、指の疾患や怪我は、日常の生活に大きく影響してしまいます。手を使わないで生活する事はできますが、かなり不自由です。手を使うためには肩肘がしっかり機能してることが重要になります。このどこかが破綻すると、途端に生活の質が下がってしまいます。
私は、整形外科医として全身の疾患の診断・治療に携わってきました。より専門的に学び治療をしていくとしたらより繊細な動きを求められる上肢の領域だと考え、さらに数多くの上肢疾患の診療に携わってきました。
その上で、大切にしてきたのは、「しっかりと聞くこと」、「ちゃんと限界を伝えること」です。わからないことを分かったように話してしまう医療関係者も少なくない中で、自信がないと勘違いされるかも知れませんが、わからないことをわからないと伝えること、治療の限界をしっかりと伝えることは患者さんに対する誠意だと思っています。できるだけ、わかりやすい言葉でしっかりと伝えるように気を付け、何より正直にお伝えすることを信条としております。
そして、超高齢社会になって、現在整形外科の中で一番幅広くお役に立てる疾患としては「骨粗鬆症」だと思います。本来、上肢を専門とする人間はややこの疾患に疎いことが多いですが、しっかりとした予防や治療を知り、お手伝いすることは整形外科の使命と考え、力を入れています。しっかりとした説明を受けられずに不安なまま治療を続けている方も多いようにお見受けします。心配な方は、一度ご相談ください。
「嘘のない医療を目指して」。
治療のための優しい嘘もありますが、ほとんどの診療において嘘は不誠実だと思います。今回の紹介文を作成する際に自然に思い浮かんだ言葉です。今までも無意識に大切にしていたことだと思いますが、これまで以上に意識してこの言葉を胸に、患者さんの言葉に耳を傾け、不安を解きほぐし、「相談してよかった」と思って頂ける診療を心がけてまいります。
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YouTubeチャンネルはこちら肩・肘・手の治療に関する
診察予約・ご相談はこちら
肩・肘・手の症状でお困りの場合は歌島が勤務する病院で診察いたします。
予約方法や住所・地図は以下よりご覧ください。

医療法人財団 小畑会 浜田病院
| 外来 | 月曜~金曜 8:30~12:00 / 14:00~17:00 土曜日 8:30~12:00  | 
|---|---|
| 住所 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-5 | 
| アクセス | 
  | 
| HP | https://obatakai.or.jp/ | 
| TEL | 03-5280-1166 | 

医療法人 総心会 長岡京病院
| 外来 | 月曜~土曜 9:00~12:00 | 
|---|---|
| 住所 | 〒617-0824 京都府長岡京市天神1丁目20-10 | 
| アクセス | 【電車】
 
  | 
| HP | https://www.nagaokakyo-hospital.or.jp/ | 
| TEL | 075-955-1151 | 
診療科目
以下の症状を診察いたします。
肩の治療
四十肩 / 五十肩
疾患のフェーズに合わせて痛みのコントロール、可動域の改善について注射療法やリハビリテーション、手術療法など患者さんの状態に合わせた最適な治療法を提案いたします。
腱板断裂
年齢や生活様式に合わせて痛みのコントロールや、日常生活における注意点をお伝えします。必要に応じて、関節鏡下手術や人工関節手術など適切な治療法の選択が可能であり、相談しながら理想的な治療方針を決定しましょう。
肩関節脱臼
年齢や、反復性に移行しているかによって求められる治療が変わります。保存加療と呼ばれる手術以外の治療か、手術を行った方が良いかという点からしっかり説明し、ご本人の希望を踏まえて治療方針を相談しましょう。
石灰沈着性腱板炎
基本的には手術を行わない保存療法で改善が期待できます。最新の知見を踏まえて適切な治療を提案します。難治性には関節鏡を用いた手術加療も選択できます。
肘の治療
外側上顆炎
慢性化する前に早期に診断し適切な治療を行うことが大切です。早期診断により保存療法での治癒が高い確率で期待できます。リハビリテーションを中心に適切な治療を提案します。慢性化し難治性となった場合は、関節鏡を用いた手術療法も選択できます。
肘部管症候群
整形外科疾患の中では珍しく、手術療法を用いずに治癒が難しい疾患です。悪化させないための保存療法の提案と、適切な手術のタイミングや方法を提案いたします。近年は関節鏡を用いた低侵襲な治療も選択可能になりました。
内側上顆炎
外側上顆炎同様、慢性化する前に早期に診断し適切な治療を行うことが大切です。早期診断により保存加療での治癒が高い確率で期待できます。手術療法を行うことも稀ながらありますが、基本的には行いません。
靭帯損傷
早期診断し適切な治療につながれば、治癒を期待できます。損傷の程度が大きい場合は手術療法が望ましい場合もあります。状態に応じて相談して治療方針を選択しましょう。適切な治療が行われないと不安定症となり、痛みが残存する場合や変形性肘関節症に至ってしまう場合があります。
手/手関節の治療
ばね指
痛みのコントロールやリハビリテーション、注射療法など適切な治療を提案します。診断治療が遅れると指が自由に動かせなくなりますので注意して下さい。必要な場合は、適切なタイミングでの手術療法もご提案いたします。
手根管症候群
夜間痛や神経痛、痺れのコントロールや運動療法・予防法の指導を行います。必要な場合は、適切なタイミングでの手術療法もご提案します。近年、心臓病と関係のある手根管症候群があることが明らかになったため、リスクがある方には追加の検査も検討できます。
ドゥケルバン症候群
疼痛のコントロールと、リハビリテーションを含む運動療法の指導を行います。必要な場合には適切なタイミングでの手術療法をご提案いたします。
へバーデン結節
疼痛のコントロールと、運動療法、生活指導を行います。最終的な手段としては手術療法も選択できます。耐え難い痛みに悩まされる場合にはご相談ください。
骨粗鬆症
高齢、女性、糖尿病、ステロイド治療、リウマチやリウマチ類似疾患などがリスクをあげてしまいます。骨粗鬆症となり骨折を来してしまうと、日常生活のクオリティは著しく低下してしまいます。しっかりと予防しましょう。適切な診断とともに適切なタイミングでしっかり治療をしましょう。複数の治療方法があります。ご本人の状態やお体に合う治療を見つけましょう。
診察までの流れ
今までに治療をされていない、診断を受けていたいという方は、2からご覧ください。
診療情報提供書(紹介状)を準備(他院で診察中の方のみ)
他院で診療中の方はぜひ診療情報提供書(紹介状)を記載して頂いて下さい。
今までの治療の流れが分かると、次の一手を打ちやすくなります。
電話で診察予約を行う
各病院へ電話連絡して頂き、「歌島の診察を希望」とお伝えください。
- 医療法人財団 小畑会 浜田病院:03-5280-1166
 - 医療法人 総心会 長岡京病院:075-955-1151
 
※スマホは上記電話番号をタップすると直接電話をかけられます。
必要なものを準備
診療情報提供書がある場合は、その後の診療がスムーズになります。また、治療歴がわかると次の戦略を立てやすいので、「お薬手帳」と「今までの検査結果(骨密度など)」、「治療に用いた装具などの道具」がありましたら、ご持参頂けましたら、大変助かります。ただし、いずれも必須ではありませんので、ご準備が難しい場合はそのままご来院ください。
受診日に来院
診療予約時に決めた予約時間に間に合うように病院へ受診して下さい。
お問い合わせ
歌島へのお問い合わせは以下のフォームをご利用ください。
※診察予約はこちらのフォームでは行っていません。各病院への電話連絡にてご予約ください。
